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バスマニア??

2014年02月10日

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出する際、よく利用する公共交通手段として、新幹線の次が高速バス。

目的地まで乗り換えなしのダイレクト移動が出来、

しかも夜行だと時間を有効に使え、しかも最大の魅力は安価。

でも、ゆったり3列とはいえ、どうしても居住性は我慢しなければいけません。

(最近はバスによりスーパーシートもあり)前後の方にも気を使い、

リクライニングの角度、荷物の床置きは考えないと。

これはバスのマナーです。

 

今年の正月は、品川(東京)→弘前(青森)を9時間で結ぶ、

ノクターン号(京急・弘南バス)と、

宇都宮(栃木)→あべの橋を10時間の とちの木号(近鉄・関東自動車)に乗車。

 

バス①

 

大都市間輸送のパイオニアは、旧国鉄のドリーム号ですが、

ノクターン号は日本初の大都市と地方中核都市間の長距離路線。

当初は採算性を疑い、不安もあったそうです。

しかし、調査の結果、弘前→盛岡間の利用状況が好調であり、

利用者の約6割が乗り継いで東京へ向かうことが認められ、

運行に踏み切ったそうです。

大都市から県都が常識ですが、弘前は違います。

青森県は都市機能が分散している点に着目し、

行政の中心が青森市、学都、商業都市の弘前と機能が分散しているので、

利用客が見込めた要因でしょう。

週末には片道常時3台、繁忙期には最大16台を一晩に運行し、

おそらく一路線国内最大の運行本数を誇っているでしょう。

運行から20年以上経過しても、未だ衰えず、バス会社の力の入れ方が見て取れます。

バス2

 

一方の とちの木号は、昨年度一人当たりのギョウザ消費量日本一に返り咲いた、

宇都宮発着。近鉄高速バスは、おそらく国内で一番多く運行路線を持ち、

仙台・福島・熊谷、四国、九州方面を運行中。

路線の増減があるにせよ、大都市から繁閑関わらずに毎日運行には頭が下がります。

 

以前は長距離列車が闊歩していた時代から、道路網・航空網の発達により、

今や高速バスや航空機にシフトしています。

ただ、時間と費用の効果を考えなければなりません。

たまにはバスもいいですよ。

 

H.MAEBASHI