金子哲雄 「僕の死に方」エンディングダイアリー500日
2013年02月25日
今回担当は有馬がさして頂きます。最近金子哲雄の「僕の死に方」という本を読みました。特別金子哲雄さんには関心は無かったのですが少し死について考えることがあって読んでみました。
知らなかったのですが金子さんはガンであることを公表せずに仕事を続けておられたそうです。それは金子さん自身の生きがいが仕事であったということと、流通ジャーナリストとしてお得な情報を明るく楽しく伝えることが大事だったからでした。
金子さんのガンは肺カルチノイドという10万人に1人発症する治療の施しようのない病気でした。ですからガンと診断されてから余命何日という状況の中であれだけの仕事をされていたことになります。実際いろんな病院を回ったそうですが治る見込みのない病気だと病院も門前払いだったそうです。
そういった中であれだけ仕事を行い前向きに生き抜いた金子さんは凄いと思いました。
実は私の父親が喉頭ガンになり、先日手術を行いました。手術は成功しましたが喉を切除しないといけませんでしたので声を出すことが出来なくなりました。
今後リハビリと訓練をすれば食道からも発声が出来る様になるそうで父親もそれ程落ち込んでなく前向きでいてくれているので安心しています。これからは今まで迷惑かけた分親孝行できればと思います。
PS流通ジャーナリストの金子さんの話ですと地域の物価指数をみたい場合はスーパーのお肉の値段(特にカレーの材料)をみると、その地域の住民がリーズナブルなモノが好きか高くても質の良いモノが好きかなどの物価指数が分かるそうなので一度近くのスーパーに行ってみて値段を確認するのも面白いと思います。