美容総合商社の株式会社マックスです

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2000年を振り返って

2000年12月20日

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師走に入り、あと少しで二〇〇〇年も終わり、新しい年へと移ろうと致しております。
なかなか先の見えない景気感の中、私たちの業界も、メーカー売上上位の九社で60%のシェアを占め、メーカーの格差、ディラーの格差は益々広がってきました。ディーラー社数も全国でおよそ四〇〇〇社とも言われ熾烈な競争の中で淘汰され、いずれは20%以内の勝ち組しか残れないと言われています。
お陰様で当社では十一月末日までの累計で今期実績は対前年比115%の伸張で推移することが出来ました。これもひとえにサロン様のご愛顧、ご協力の賜物と深く感謝致しております。
傾向と致しましては、四月度から十一月度までの繁忙率で、九月度がほんの少し割った程度で、商品出荷は、月々の格差がほとんどなく、ゆるやかに上昇しています。
今年のヒット商品の中でメロス「IDケアシャンプー&IDケアトリートメント」アリミノ「スパイスシリーズ」フィヨーレ「プリサーブ」タキガワ「ビューティギャラリー」パイモア「ヘアカラー」資生堂ビューティカンパニー「ビタボルテージ」サイオス「Jカラーシリーズ」等時流のニーズに相まって好調な実績をあげることが出来ました。
そしてこれからの一押し技術メニューの充実は、「トリートメント」が欠かせない要素です。
ヘアスタイルの多様化、個性化と言った面から、パーマのかけ方(ワインディング)及びロット等の多様化、スタイリングの多様化による仕上剤(セット剤)の多種化等。メーカー一社によるオンリー化だけでは、すべてを満足させる事が出来ない状況です。
当社では取扱各社の人気商品をラインアップし、サロン様にご提案致したく思います。
ブランド力だけでは消費者の心理を捉えられず、お客様中心の「ワン ツー ワン」方式で、その人にマッチした「ハート&ハート」の提案が何によりも「親しみと喜び」を勝ち取る手段と考えます。
「安い、高い」の比較から「附加価値のある品質」すなわち「安全性、効果性、時代背景」と言った要素を兼ね備えなければこれからのビジネスは難しくなります。
新しい世紀を迎えるに当り二十世紀の中で得た体験を生かし、ITの進化、ヒト遺伝子構造の解明(人間の全遺伝子情報ヒトゲノムの解読がほぼ終わったと言われ、この遺伝子情報を活用した新薬の開発と医薬部外品並びに化粧品の開発と、より一層進む)による進化、宇宙開発研究で真空状態での物質の融合等による新素材の開発等、私共がいまだ知り得ない事柄が発明、発見され、社会のしくみ、地球的視野での思考等が必要でしょう。
これからの時代に「夢多く」希望の持てる二十一世紀を願ってやみません。