梅の花
2013年03月18日
今回のブログ担当は、上田日出男です。よろしくお願い致します。
季節柄、三寒四温と言いますが、最近は寒暖差が激しく、春が待ち遠しいものです。
さて先日、天気が良かったので、万博記念公園へ梅林を見に行ってきました。
万博記念公園内には、梅林が2ヶ所あります。自然文化園に126品種約600本、
日本庭園に38品種約80本の梅があり様々な梅の花が楽しめます。
当日は、チラホラと咲いて一分咲きというところでした。しかし、
梅の花の香りが漂っており清々しい気持ちになりました。
梅の香りで思い出すのは、
「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」という短歌です。
これは菅原道真が大宰府に左遷される際、春になったら香りを届けてほしいと
愛する梅の花に向けて詠んだ歌だそうです。
可憐であり、少しさみしくもある梅の花、そのものを思い起こす短歌だと思います。
満開になる頃にもう一度来ようと思う一日でした。