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M-press『前代未聞(ぜんだいみもん)』 ― インターネットの新時代に対応する ―

2013年06月04日

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前代とは、今より前の時代のこと、そして未聞とは、まだ聞いたことのないことを意味します。

たいへん珍しく変わっていて、いまだかつてまったく聞いたことないことを指すことわざです。

英語の慣用句で、『Something no one has ever heard bifore.』(今までにだれも聞いたことのないこと)という表現があり、頻繁に使われるようです。

英語の曲の歌詞にも、この慣用句がそのまま登場するモノがたくさんあります。

時代が変化して、自らも変わっていかなければ生き残れない時代に入っているように思います。

どのように対処していくのかを考えてみたいと思います。

《空前絶後》

前代未聞に近いようにも思われますが、もっと強烈に強い意味で使われることわざです。

空前とは、それ以前が空(から)である、つまり現在より以前に例がなかったことの意味です。

そして絶後とは、これからあとに続くものが絶えるとのことで、以後には同じものが出てこないであろうという意味です。

つまり、前にも後にもこれだけの唯一無二の存在ということになります。

しかし、実際の世の中では空前絶後というような存在は、強いて挙げれば神様ぐらいのもので、滅多に現れないものだと小生は思うのです。

仮に、あとには出てこないだろうなって存在が現れた時でも、最終的にはその存在を上回る存在にまで達するものが現れるのが、歴史なのだと思うのです。

人間の進化の歴史は無理だと思うことを可能にし、乗り超えられない存在と思うものを、英知と訓練によって、いともたやすく乗り越えてきたと思うのです。

さらに、技術革新が不可能だったことを可能にしてきたのです。

たとえば、帆船で航海していた時代に、蒸気機関を使った黒船が登場し、風邪に頼らず高速での航行を可能にしていき世界の距離が大きく縮まりました。

陸上では人力車、馬車の時代から、陸蒸気(蒸気機関車の鉄道)、自動車、電車、高速鉄道と発展し、今やリニアモーターカーの時代も目前です。

人間が空を飛べるなどとは考えられなかった時代に、ダ・ビンチは人力飛行機の実験を試み、ライト兄弟が動力飛行機で人の飛行を成功させたのが、今から110年前の1903年です。

人類は、やっと飛べた年から100年経たずに、超音速飛行も大量輸送飛行も、ロケットで月に迄行って帰ってくることまでできるようになっていたのです。

ソビエト連邦のガガーリンの初有人宇宙飛行がライト兄弟の初飛行から僅か58年、アメリカ合衆国のアームストロングとオルドリンが月面に降り立ったのが、ライト兄弟から66年目という短時間だったのです。

長期間かけて命懸けで船に乗り込んで渡っていた太平洋が、短時間で誰もがお金さえ払えば渡れる時代となったのです。

世界の枠が取り払われ、短時間で人が行き来し、モノが行き来し、情報が飛び交う世の中になったのです。

その情報網では、遠距離への連絡は早馬で親書を託して届けたり、烽火(のろし)をたいたり手旗信号を使ったりして、伝言ゲームのように伝えていました。または、伝書鳩に手紙を入れて送るといった一方通行のコミュニュケーションでした。

今から、181年前にシリングが電信機を発明し、その五年後にモールスがモールス符号を考案してそれが世界標準として使用されるようになったのが、145年前のことです。

グラハム・ベルによる電話機の発明が138年前、その後20年が経過した1895年にマルコーニが無線通信機を発明し、初めて有線通信から無線通信が始まります。

今から118年前のことです。

日露戦争時の1905年、日本海海戦で東郷平八郎率いる艦隊が、装備と戦力では上回るといわれたバルチック艦隊に勝利したのは、いち早く無線を有効活用し、日本の民間商船と無線連絡網を整備していた日本海軍が、敵艦隊の動きをいち早く察知して、奇襲戦を仕掛けたという情報戦の勝利とも言われています。

そして、日本でのラジオ放送のスタートが88年前の1925年、日本でのファクシミリスタートがその五年後の83年前。

さらに日本でのテレビ放送の開始は1953年で、今から60年前のことです。

それから10年経った1963年に衛星中継技術が実用化し、最初に流された衛星中継画像がテキサス州ダラスでジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されるショッキング映像でした。

翌1964年に開催された東京オリンピック開会式は、初のカラー画像で世界一斉同時生中継されました。

日本で、カラーテレビ所有者など皆無に等しい時代でした。

今から49年前のことです。

その五年後には、日本でポケットベルサービスがスタートし、出先でも呼び出して電話をかけさせることが可能になりました。

今から、34年前の1979年に首都圏で自動車電話サービスがスタートし、その後、軽量化が進みセルラー型携帯電話が登場します。

本格的に日本での携帯電話大衆化が進むのは1990年代後半になってからで、20年ほど前のことです。

今では、子どもも使うのが当たり前となった携帯電話も1980年代までは夢の世界、1970年頃までは、鉄腕アトムに出てくる空想の道具だったのです。

80年代のドラマ『太陽にほえろ』を見ると、主人公の刑事達は皆、公衆電話で七曲署の上司達と連絡を取り合っています。

時代も変わったものです。

輸送手段と通信手段の変革で、世界地図はその当時と比較すると、実質は何十分の一にまで、大陸間が縮まってきたのです。

《前人未到(未踏)》

『前人』は今より前の人や昔の人、『未到』は、まだ行き着いていないことを指します。

今まで誰ひとり踏み入れたことのない領域や、いまだかつて誰もやったことのないことを意味することわざです。

『前人未踏』とも表現されます。

英語の慣用句では、『Where no one has ever been before.』(今までに誰も到達していない境域)と表現されて、スポーツシーンなどで多用されているポピュラーな言い回しとなっています。

さて、これまで通信手段、情報伝達手段の歴史変遷を見てきましたが、現在は人が初めて空を飛ぶことができたと同じレベルの情報コミュニケーション革命が進んできていると思うのです。

インターネットの出現と、それが定着し進化したことによって、今起こりつつあるのが、人とのかかわり方の変化と、行動の起こし方の変化だと思うのです。

インターネットの仕組みそのものは、米国国防総省が軍事戦略上つくった衛星を媒介としたネットワークですが、その仕組みが開放されることによって1990年代初頭より、全世界で急激に普及していきました。

インターネットはまだ20年強の歴史しかないものなのです。

1990年代後半になるとホームページ作成が急速に進み出し、大量のホームページが全世界で誕生することになります。

商品やお店を見たい時にその、製造企業やお店のホームページを捜して調べたいと誰しもが思ったのですが、ホームページURLをアルファベットで入力しないと、目的の企業や店舗のサイトに行き着けない点と、そもそもそのURLを知らないので入力できないという不便な面があり、ホームページは見る側には高いハードルがありました。

それを一気に取り払ったのが、検索エンジンサイトなのです。

ヤフーが1994年、MSN(マイクロソフトが母体)が1995年、グーグルが1996年に本格的に検索サイトを始動し、企業名や店舗名で検索すると、その目的のホームページに行き着くことが可能になったのです。

商品名や地名、人名などのキーワードを加えていくとそれの載ったサイトに行き着くキーワード検索が徐々に発達し、行動を起こす際には目的地や商品を検索して、初めての商品や店舗を吟味した上で、価格を確認し選択する変化がおきたのです。

この1990年代後半には携帯電話のデジタル普及化も進み、家のPCやブック型PCでしていたインターネットが、出先で携帯でもできるようになります。

離れているところでも常時、会話だけでなく映像や情報をやり取りできる手段を人々は手に入れたのです。

第一次のIT革命だと思います。

次に起こった現在進行中の革命がSNSによる革命でしょう。ソーシャルネットワーキングサイトの略で、人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWEBサイトです。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供し、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供するサービスをいいます。

最初はMIXIのように、既存の参加者の招待がないと参加できない閉鎖的仕組みが多かったですが、最近では誰も自由に登録できるようになってきました。

日本では、2004年のミクシィ、2008年にツイッターとフェイスブックがスタートし、情報交流の形が劇的に変わり、人のつながりを重視して、口コミ評判で商品や店舗を選択する傾向が明らかに増しています。

2010年~11年にチュニジアで発生した独裁政権打倒運動は、多くの近隣イスラム圏の革命に波及してジャスミン革命と呼ばれましたが、革命側市民の情報交換にフェイスブックが大きな役割を果たし「Facebook革命」ともいわれました。

日本の選挙でSNS使用が許される中、この動きを無視することは、火縄銃でマシンガンに向かっていくことや、竹やりと風船爆弾でジェット戦闘機と戦うイメージすら持ってしまいます。

ITの情報量が新聞紙面の七百万倍ともいわれている今、先頭切って有効活用してみましょう。

-ビューティ-クリエータ-のための情報誌No.196-       株式会社マックス企画室

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