美容総合商社の株式会社マックスです

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これからのサロン形態は?

2000年09月20日

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〔そのⅠ〕
美容室
仕上げは自分で。

美容師にカットしてもらった後、お客が自らブローなどの仕上げをする「半セルフ美容院」が注目を集めている。
店内の一画に専用コーナーを設け、お客が自由に使えるドライヤーなどを備え付けた。
「安い」「手軽」といったメリットに加え、最近のナチュラル志向の髪型人気も追い風となっているようだ。
東京・銀座の美容院「shampoo」の店内に設けられた「セルフブローコーナー」。
大きな鏡の前に椅子が三脚並べられ、それぞれにドライヤー一台と数種類のスタイリング剤が備え付けられている。
同店では、カット後の仕上げを美容師に任せるか、お客自身がこなすかを選択できる。
後者を選んだお客はカット後、セルフブローコーナーに移動し、自ら髪をセットする。
自分で髪を仕上げていた旅行会社勤務の栗原里佳さん(25)は、「美容師がきれいに仕上げるのは当たり前。
家に帰って毎日、自分でできなければ意味がない」と言う。
その場で美容師から整髪剤の助言も受けられる。
「必要なら、即座に手直しのカットを無料でしてもらえる点もいい」と魅力を語る。
「shampoo」は、美容室チェーン大手の田谷(東京・渋谷)が格安店舗として二年前から全国展開。
すでに十七店ある。
銀座店は四月に開店した。
半セルフの狙いはずばり美容師の人件費削減にある。
ブロー込みのカットは、二千三百円だが、半セルフなら千八百円。
カット希望者のうち約三割は半セルフだ。

自宅感覚で手軽に。

また、六月に駅ビルの新宿Mycity内に開店した毛染め専門美容院「ヘアカラープラザ」では、薬局などで市販されている一般的な染毛剤を使うのが特徴。
約百種類の市販の染毛剤を常備しており、その中からお客がなじみのものを選ぶ。
ブローはお客が専用の「仕上げコーナー」で自分が手がける。
オーナーの松井英史氏によれば、「できる限り自宅感覚で気軽に利用できるようにした」。
半セルフ化と合わせ、料金を他店の三分の一程度の二千円前後に抑えた。

「日経流通新聞」8月4日夕刊より抜粋

「ヘアカラープラザ」について

平成12年6月オープン

☆7月売上
700万~800万

☆1日平均客数
70人~100人

☆客単価
2500円

☆システム
店頭カウンターでお客様に、カラー剤を買ってもらう。
(この場合施術料も含む)
店内で技術者がカラー施術を行い、ワンシャンプーは手洗い、ツーシャンプーはオートシャンプーを使用。
仕上げは、店内にハンドラ、コームドライヤー等を常備し、お客様に自分自身でしてもらう。

☆メニュー表
ヘアカラー(白髪染め)1980円
ヘアカラー剤・毛染め・シャンプー含む ロングは+300円

ヘアカラー(白髪染め・おしゃれ染め)2700円
ヘアカラー剤・毛染め・シャンプー含む  ロングは+300円

オプションヘアカラーリングヘアカラー(白髪染め)3100円
ヘアカラー剤・毛染め・シャンプー含む  ロングは+300円

シャンプーエクスプレス  500円
ヘアトリートメント    800円
〔そのⅡ〕

8月末奈良県にオープンした某サロン。
「カラー&クリニック」専門店

*カラープライス(別紙)
ブロックにわけた料金なので、かけたいところだけカラーがかけられ、スタッフも一流のカラーリスト、カラーコーディネーター、スタイリストを配備し特化したサロンと注目されている。
(使用薬剤ゾートス・アリミノ・他)

*クリニックプライス(別紙)
メニュー別にコンセプトを決め薬剤を使い分ける。
(使用薬剤 アリミノ UVシリーズ・メロス イクォライザー、ベースチェンジ・フィヨーレ プリサーブ・ゾートス スーパートリートメント等)

以上、特化といわれるサロンをご紹介させていただきましたが、これ以外にもNHK番組の中で紹介されていましたがクイックカット10分間1000円のバーバーサロンは都内に50店舗を展開し1店舗当り毎月200万の収益を上げている。
〔そのⅢ〕

埼玉県下で、六十店舗経営する「日鳥大和」のヘアカラー&カットエキスプレス ミスターコージは月に2~3店舗の勢いで出店しています。
お店の規模は、約20坪、スタッフ数は5人~8人(内 技2名・他パート)でホームカラーのお客様をターゲットにし、お店でヘアカラー剤を購入していただき技術をする。
パーマメニューは無くお仕上げはセルフコーナーをご利用頂くという特化サロンです。

☆メニュー表

ヘアカラー 1980円
(ヘアカラー剤+技術料+エステオートシャンプー)ロング+300円

ヘアカットオンリー 1580円

ヘアカラーとカット 3560円
(ヘアカラー剤+技術料+エステオートシャンプー+カット)
「IT産業」の発展、規制緩和により、ますます個別化したビジネス、サービスが主流になろうとしています。
そして、情報のスピード化が進み、これからの集客(携帯電話を通じサロン情報等のサービスも開始しようとしています)、顧客管理が大きく変貌しようとしています。