アナフィラキシー
2013年09月04日
お久しぶりです。マックスの倉庫番の山口です。
またお付き合い頂きます。
先日、ある方から「アナフィラキシー」という言葉を教えてもらい、
少し興味を感じたこともあり、
今日はそのことについて、お話しさせて頂きたいと思います。
皆さんは、「アナフィラキシー」を既によくご存知かも知れませんが、アレルギーのうちで、
発症が非常に急激かつ症状が重く全身に及ぶものをいうのだそうです。
そして特に重症の場合には、血圧低下、意識障害、呼吸困難といった
アナフィラキシーショックという危険な状態となり、死に至ることもあるというのです。
恐ろしいですよねぇ。
そもそもアレルギーとは、自身の身を守るための免疫反応、すなわち抗原抗体反応が
過剰に起こることによって発症するものですし、
それが更に過剰になると、死にも至りかねないアナフィラキシーになるという訳です。
自身の体に侵入してまた異物を自身にとって有害なものと判断し、
それに対する抗体を作って無害化させるという、自身を守るためのシステムが、
ちょっとした判断ミスで過度に働いてしまい、自分自身に害を与えてしまうという
本末転倒なことが体の中で起こってしまっているのが、
アレルギーでありアナフィラキシーだという訳です。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
ということわざがありますが、普段の仕事や生活においても、
起こったことの判断を誤って必要以上に重大なことと捉えてしまい、
過度の反応をしてしまって、
より悪い事態に陥ってしまうってことがあり得ますよねぇ。
気をつけたいものです。