第二弾 夏最中商戦に当り、勝ち組の発想
NBA(全国理美容製造協会)の発表によりますと、同会員8社の合計の業務用売上は600億円(シェア率60%弱)。
その内、ヘアカラー比率が37%(前年比+16.4%)パーマ剤比率7.3%(前年比+8%)ヘアケア比率30.6%(前年比+2.4%)スタイリング剤比率15.1%(前年比+4.2%)となり、全体としては前年比8.5%の伸びになった。
今年、1月~3月を見ますとヘアカラー比率40%、パーマ剤比率16.2%、ヘアケア比率29%、スタイリング剤比率13.9%と昨年より苦戦していることが発表されました。
メーカーの出荷ベース売上も1000億円市場といわれ、その中で、それぞれのサロン(美容室約20万軒)が、この様な傾向かと言えばそうでもない。
サロンの格差が始まり「ヘアデザイナー指向型」「地域密着型」「郊外型」「いやし、うるおいを取り入れたサロン型」等サロンコンセプトが分別出来ます。
前回のMプレスでもお伝えしましたキーワード「こだわり」の中でビール業界でもアサヒビールはシールを貼り、物創りのこだわりをアピールし、企業の姿勢を全面的に出し差別化をはっきりと知って頂くことに重点が置かれ、消費者に共感を求めています。
現在の不安定な経済状況下で、「他力で戦うもよし」、「自力で戦うもよし」日々、進化し新たな発想と己に打ち勝つことのできる忍耐力、勇気と決断が、スピード化した流行の中で、乗り遅れない、商期をしっかりと取り組む姿勢等、現場重視の展開に「何かヒント」が有るように思います。
すなわち、お客様を観察していると理屈でないものが見えてくる事が有ります。
当社も競合の中、お陰様で、今年も前年比、四月~六月期を見ますと、累計で6%強伸張致しました。
特にメーカー別でのセールアウトは(A社)148%(F社)260%(P社)251%(Y社)225%と、格差が出て来ています。
分母が小さいから伸びるのは判りますが、ある程度の実績がある中での伸張はびっくりする程です。
これからも常に前向きで上昇気流に乗り、スタッフへの気配り、一言アドバイスを忘れずお客様に親しまれる社員作りを目指し努力致す決意です。
昨年頃より、小生、AM4:00頃から目がさめ、ぼうとしている時間が、一日の中で一番充実して、我に返る時間かも知れません。
早起きは三文の徳と申しますが、昼間バタバタしているだけで、心の整理整頓が出来ず、かの「美空ひばり」の格言の如く「今日の我より明日に勝つ」気迫を持ちつづければ勇気が腹の中から、湧いてくるような気がしてなりません。
「勝ち組」は自らの心の中に宿り、心の中から、奮い立たせる勇気が、周りの力を呼び、自社の成長として、また効果として反映し、「負けてたまるか」を言い聞かせている昨今です。