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『門前市(いち)をなす』 ― 人付き合いの原点と商売の原点を考える ―

2012年03月20日

門の前に、まるで市でも開いているかのように、次から次へと人や馬車などが集まり、にぎわう様子から出てきた諺です。 以上の様子から、この諺は、その家を訪ねてくる人がきわめて多いことのたとえで使われます。 また、商売繁盛してたくさんのお客様でにぎわっている様子を表現する諺です。 その人の魅力や名声を慕って多くの人が集まることも表します。 出典は、中国の古い書物の『漢書・鄭崇伝』とのことです。 英語の表現では、『Visitors call on him incessantly.』(彼の家にはひっきりなしにお客がやってくる)と、そのままズバリのちょっと面白くないいいかたをするようです。 類似の諺では、『 ・・・

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『琴線(きんせん)に触れる』 ― 心を動かすことについて考える ―

2012年02月20日

心に伝わるものがあって、繊細かつ微妙な感動を覚えて、心の奥に共鳴・感動を引き起こすことをいった諺です。 琴線は触れれば鳴る琴の弦で、共鳴しやすいその琴線に触れる意味から、心の感じやすい部分のことを、振るえることで音を発する弦にたとえたものです。 英語では、『to touch one`s heart strings』(心の弦に触れる)と表現されるようです。 高度経済成長期は人の頭数による人手や、時間による仕事量、大量の投資の為の資金量等、そのものズバリの量で、業績の結果が出てくる傾向がありました。 今や時代は変わり低成長期が長く続き、物量、資金力、人の数、労働時間等の量で勝負が決する時代は終わり ・・・

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『画竜点睛(がりょうてんせい)』 ― 今年の成長と飛躍を願って ―

2012年01月20日

新しい年を迎え、早20日が経過しようとしています。 光陰矢のごとしと申しますが、1年の内の18分の一の日数が既に終わったともいえます。 今年1年が皆様にとって、『有意義で充実した1年だった』と振り返って終えることができるように願っております。 昨年の兎年のスタート時に、『脱兎のごとく走る』、『跳躍の年』、『二兔を追わず一兎を』とウサギの諺を使って書きましたが、振り返ってみて皆さまは跳躍できましたでしょうか。 脱兎のごとく走れたでしょうか。 今年は辰年です。 昨年跳べた方も跳べなかった方も、跳躍どころか天にまで駆け昇る飛躍の年にしたいものです。 新年第1号は辰に因むお話からスタートします。 さて ・・・

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『切磋琢磨』 ― 一年を振り返って思うこと ―

2011年12月20日

今年最後のコラムとなりました。 一年間、長い文面にお付き合いをいただきまして、ありがとうございました。 今号では、一年間一番申し上げたかった点をまとめてみたいと思います。 タイトルの諺ですが、中国最古の詩集「詩経」に載っている言葉だそうです。 「切」は、骨を切ったり尖らせたりすること。 「磋」は、象牙を削ったりみがいたりすること。 「琢」は、玉(美しい石)をノミで削ること。 「磨」は、石をみがくこと。 …いずれも硬い素材を加工する方法で、これを人間の修養にたとえた諺です。 意味は、①懸命に努力し勉励すること・研鑽を積むこと・修養、修練によって向上すること。 ②志をひとつにする仲間どうしが、互い ・・・

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『船頭多くして船山に上る』 ― 目的と手段を認識する重要性 ―

2011年11月20日

前号同様、船の諺で考えます。 タイトルの諺は、指図する人が多すぎて統一がとれず、目指すところと全く違う方向に進んでしまったり、とんでもない方向に進んでしまったりするたとえで使われます。 船乗りを指揮する船頭が何人もいると、めいめいが勝手に命令をしたりするので、目的地どころか山にまで登ってしまうかもしれないとの戒めで使われます。 類似した諺では、「船頭多けりゃ岩に登る」「船頭多けりゃ沖に乗り出す」というものもあります。 英語では、「Too many cooks spoil the broth.」(コックが多すぎるとスープが出来損なう)と表現されるようです。 大きな組織のみならず、少人数の集団であ ・・・

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