Blogページ - 美容総合商社-株式会社マックス-
“集中” サービス格差は、人材力の格差なり
今年も早や年の瀬を迎え、一年間の過ぎ去る早さは、近年まれに見るスピード感で体験したように思います。 戦後の日本で今年ほど私たちの日常生活に、平和と安全を意識した年はなかったのではないでしょうか。 アメリカテロ事件を通じ「平和と安全」を勝ち取ることは、多大なコストと犠牲の上に成り立っており、また我々の意識改革や共同歩調が多大なコストと犠牲を持たないと生まれない事も教わったと考えます。 また経済に於いても、企業の海外進出による国内の空洞化、雇用者の大量リストラ等、先行の不安感が増し、消費も冷え、特に九月、十月、十一月の3ヶ月間を見ても、厳しい状況下にあったと察します。 そこで人材面について統計的に ・・・
選択 『リーズナブル』のセレクトメニューとは?
前月号で述べさせていただきました中で今回は特に「メニュー化対策」について考えて見たいと思います。 現在、この不況下の時流の中で勝組サロンと成っているのはほんの一割程度でその他のサロンでは苦戦を強いられています。 これからの生き残りを賭けての戦いは、知恵の競争であり工夫の競争の様に察します。 美容業界は繁栄のプロセスとして、加算料金システム、総合料金システム、パーマ、カラー、カット、ストレートパーマといった単品メニュー、部分メニュー(部分カット、部分パーマ、部分カラー)と変遷して参った訳ですが、食生活メニューをみてもわかりますように、日本食、洋食、中華といった仕分けはなくなり、日本食と洋食、洋食 ・・・
選択・集中・スピードの時代へ
新聞誌上は一面で「アメリカテロ事件」「狂牛病」に関する記事を扱っています。 この記事は、二十一世紀の私共の生活に身近な問題として提議されているように思います。 湾岸戦争後バブルが崩壊し、不況下の中でこの様な事態になり、「構造改革」「景気回復の遅れ」などがあり、あらゆる産業に影響を及ぼしています。 私共の業界に於いても大なり小なり影響があり、消費の減少につながりつつあるのが現状です。 サロン様におかれましては、売上伸張するためには新規客獲得と固定化率の向上に努めることしかありません。 人口が急に増える訳ではなく、お客様の取り合い、競争がますます激しくなっていきます。 では、「待つ」から「仕掛ける ・・・
個性・個々の時代へ 思いやりの時代へ
現況、新聞等によりますと景気の見通しは、まだまだ厳しい状況下で、失業率も5%台になりました。 専業主婦をされている方が、パート等で就業し、家計の助けをされているケースが多くなって来ています。女性の社会進出は、私共、美容業にとっては大きなビジネスチャンスでもあります。 理容業の一人当たりの年間平均売上高は、557万円。 美容業の一人当たり年間平均売上高は796万円。 エステティックサロンは全国で約8000軒、エステスタッフは3万~4万人、マーケットは3500億円~4500億円、一サロン当たりスタッフ数、約4.4人、一人当たり年間平均売上高は、1126万円と言われています。 今、景気が悪い理由とし ・・・
『顧客主導型サロン』への移行に備えて
日本は、世界一長寿社会(男性77.64才.女性84.62才)と厚生労働省の発表が有りました。 寿命は毎年少しずつ伸びて行く傾向に有りますが、少子化(新生児人口減少)による労働人口の減少、不良債権の早期達成による大型リストラ、海外からの格安商品進出による価格破壊、それらに起因する利益確保減少等、これからの日本経済再生のためには二年~三年が必要とされています。 まさに生き残るための自社の体力づくりが重要視されて来ます。 帳面上利益が有っても、キャッシュフローの面でどうなのか。 借入額がどのくらいまでなら健全なのか。 銀行等の評価も一段と厳しくなって参りました。 私共、美容業の中で、経費面で一番ウエ ・・・