美容総合商社の株式会社マックスです

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『目から鱗(うろこ)が落ちる』 ― 個人の飛躍と店舗の成長について考える ―

2010年03月20日

この諺は若者が作った新しいものと、小生は誤解をしていました。 調べてみると、1800年以上前の歴史的書物を起源とした諺でした。 新約聖書の中にある「ルカによる福音書」の続編として書き足された、「使徒行法」の中に書かれているものが諺となったようです。 その使徒行法の第九章の「サウロの改心」の中に、「すると、たちまち目から鱗のようなものが落ち、サウロは元通り見えるようになった」とあります。 この書物の英訳版では、「The scales fall from eyes.」となっています。 スケールとは「うろこ」の他に「湯垢」や「歯石」などの意味もあり、「重なり合う垢(あか)」のことも指しますので、「目 ・・・

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『痒(かゆ)い所に手が届く』 ― サービスの基本を見直そう ―

2010年02月20日

細かい所にまでよく気がついて、世話が行き届くたとえで使われる諺です。 すみずみまで心配りができていて、手落ちがなく、至れり尽くせりであることを表現しています。 なかなか達することのできない領域のことなので、そこまでいくと「有るのが難しい」=「有難い」こととなって、それを受けた相手が「有難うございます」と言ったことから、「ありがとう」が感謝の言葉の表現として使われだします。 英語では「to cross thet t’s and the i’s」(tの文字を書く時に横棒を入れてくれたり、iの文字を書こうと思ったら上の点まで書いてくれるような)と表現する様です。 前号の本欄で笑顔がいかに大切で、笑顔 ・・・

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『商は笑なり、勝なり』 ― 基本的なことから見直そう ―

2010年01月20日

今回は諺ではなく、近江商人の残した格言からスタートします。 「『商』は『笑』にして『勝』なり、『笑』を『省』ずれば『商』は『小』なり、『笑』を『昇』ずれば『商』は『勝』なり」というものです。 『』内はすべて『ショウ』と読みます。 「商いは笑顔が大切、笑顔を怠ると商いは小さくなっていき、笑顔を高めれば商いは成功する」といった意味です。 その後、「笑を省ずれば商は少なり」の後に「やがて商は『消』なり」と付加える人が現れて、それが家訓として伝わった近江商人家もあるようです。 つまり、笑顔を忘れると商いは消えてしまうということです。 近年では、お好み焼き専門店「千房」で大成功され、社会教育家としての講 ・・・

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『人事を尽くして天命を待つ』 ― 今、打つべき策は何かを考える ―

2009年12月20日

「力の限り努力し、それ以上は、天の定める運命にまかせる」という意味の諺です。 中国の古典「初学知要」の漢文を日本語読みしたものだそうです。 「人事」は人の力でできる事がらのことで、「天命」は天が人に与える運命のことを指します。 「人事を尽くして天命に委(まか)せる」ともいいます。 英語では、「Heaven helps those who help themselves.」(天は自ら助くる者を助く)、「Do you best,and let God take care of the rest.」(最善を尽くせば、あとは神がやってくれる)と表現するそうです。 さて、人間は自分の思い通りにものごとが ・・・

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『角(つの)を矯(た)めて牛を殺す』 ― 元気なサロンにするための動機付け ―

2009年11月20日

わずかな欠点を直そうとして、全体をだめにしてしまうことをたとえた諺です。 「角を直して牛を殺す」ともいうようです。 また、「枝を矯(た)めて花を散らす」という諺も同じ意味として使われています。 「矯める」はよい形に直す、矯正するといった意味です。 牛の曲がった角をまっすぐに矯正しようとして、かえって牛そのものを殺してしまう意味から発生しました。 英語では、「The remedy may be worse than the disease.」(治療することが、病気よりも悪い場合もある)と表現されるようです。 サロンビューティビジネスは人と人との間でつくりあげられる仕事です。 お客様から喜ばれるサ ・・・

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