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『帯に短し、たすきに長し』 ― 強みを生かす方法を考える―

2010年10月20日

布切れが帯にするには短すぎ、たすきにするには長すぎることを例えに、この諺ができました。 結局、どちらの目的でも、使用不可能となってしまうことから、「中途半端で役に立たない」場合に使われるようになりました。 同じ意味の諺としては、たすきを回し(相撲で腰に付けるもの)に変えて、「帯に短し、回しに長し」というものもあります。 さらに他の諺では、「褌(ふんどし)には短し、手拭いには長し」、「次郎にも太郎にも足りぬ」というものもあるそうです。 英語では、「Belt too short,suspenders too long」(ベルトでは短すぎ、サスペンダーには長すぎる)と表現されます。 「帯に短し・・・ ・・・

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『夜明け前が一番暗い』 ― 元気をみなぎらせるためのヒントを考える―

2010年09月20日

「つらいことの後には必ずいいことがあるものだ」という英語の慣用句「The darkest hour is always just before the down.」(いつも夜明け前の時間が最も暗いものだ)を日本語に直訳して諺となったものだそうです。 「down」は日没のように思えますが、「夜明け」です。 「daybreak」も日昼が壊れてしまうような表現ですが「夜明け」と訳されるのは、西洋文化と日本文化の表現方法の違いを感じさせます。 (休憩・一息のbreakだとすると、太陽のお休み時間の意味かも知れませんね?) 何をやってもうまくいかない状態に置かれた時、絶望感に打ちひしがれて、気力を失って ・・・

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『手前味噌』 ― 素晴らしい接客への原動力を考える ―

2010年08月20日

自分の作った味噌を、「これはうまい!」と自分で褒めることから生まれた諺です。 自分のやったことを、得意気に自慢する場合に使われます。 「自画自賛」という諺も同じ意味で使われます。 「賛」は絵画に書き入れる褒めたたえる文章のことで、自分の描いた絵に自分で賛を掻くという意味から出たものです。 英語でも、「Every cook commends his own sauce.」(=どの料理人も自分の作ったソースを自慢する)、「to applaud oneself.」(=自分自身に拍手を送る)、「blow one,s own trumpet.(=自らのラッパを吹く)など、同種の諺が沢山あるようです。 和 ・・・

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『起死回生』 ― 飛躍のための決断について考える ―

2010年07月20日

「起死」は死人を起き上がらせることを指し、「回生」は死んだも同様のものを蘇らせることの意味です。 死に瀕したもの、滅びかかっているものを再び生き返らせること、元に戻すことを指して「起死回生」という諺ができました。 これが進んで、「もう見込みがない、救いようがないと思われるような状態から、息を吹き返らせること」の意味でも使われるようになってきました。 南アフリカワールドカップもスペインの優勝で幕を閉じました。 開幕直前まで結果が出せず、コンディションやまとまりが疑問視されていた日本代表も、大胆な意識改革と戦術変更により、見事に予選突破し、世界の下馬評を覆す大活躍を見せました。 日本代表にとっては ・・・

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『ゆっくり急げ』 ― 人によるサービスの本質について考える ―

2010年06月20日

今回のタイトルの諺は、日常使われる回数が少ないものかも知れません。 初めて目にする方もいらっしゃるのではないでしょうか。 「急を要する時こそ、心して慎重に行動すべきだ」という意味で使われます。 英語では「Make haste slowly.」と表現され、それがそのまま日本語の諺になった様です。 元々はラテン語の「Festina lente.」が語源で、非常に古い諺なので、ラテン語から派生したエリア(スペイン語、ポルトガル語、イタリア語圏等)を始め、英語圏にも幅広く伝わってきたとの事です。 ですから、日本人は使うことは少なくても、英語圏とラテン語圏の人口は世界の大きな勢力ですので、世界中で多くの ・・・

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